傷痕
scar
傷痕とは
傷痕とは、外傷、手術、やけどの後などにみられるキズあとのことで、形成外科ではこの状態をできる限り目立たなくする治療を行っていきます。
一定の深さを越えている損傷であれば、痕を残して治癒していきます。この状態を瘢痕と呼びます。また瘢痕によって引き起こされた形の変形や皮膚緊張が増加した状態が瘢痕拘縮で、ひきつれと一般的には呼ばれるほか、傷が治癒する過程において傷を埋める組織が過剰に増殖、しこりのようになったものをケロイドもしくは肥厚性瘢痕と言います。
治療につきましては、圧迫療法、内服、軟膏、テープ、ステロイド注射などで傷の盛り上がりや赤みを改善させます。また、瘢痕の切除や、ひきつれを伸ばす(瘢痕形成)といった外科的な手術療法も行われます。
料金につきましては料金表ページをご覧ください。