ほくろとは

- メラニン色素を産出する色素細胞が変化した母斑細胞の塊がほくろです。メラニン色素を含んでいるので、褐色・茶色・黒色といった色をしているのです。
- ほくろは生まれついてあるもの、成長途中で出現するものがあり、形にしてもいろいろで隆起しているものもあれば真っ平なものもあります。また小さな頃は平だったものが、成人するにつれて母斑細胞が増えて隆起するケースも考えられます。なお、痛みなどの症状が出ることはありません。
- ほくろの多くは良性の色素性母斑であり、受診の必要はありません。ただ、新たに発生したほくろで急激に大きくなった(直径5ミリ以上)場合は、悪性黒色腫が発症している可能性もあるので、医療機関を受診するようにしてください。
- 治療をしたいという場合は除去することになります。保険が適用される場合とそうでない場合がありますので、詳細はお気軽にご相談ください。
治療
- 当クリニックでは、傷跡を目立たなくするようにデザインをし、切除手術を行っております。治療は局所麻酔を行い、30分程度で終了します。
- ほくろのサイズや部位から、手術治療、炭酸ガスレーザーのどちらかを相談し選択します。
炭酸ガスレーザー
メスを使用することなくレーザーにより焼灼し除去することができます。大きさ部位により適応を相談いたします。
料金
- 切除の場合(保険適応)
- 美容目的での治療の場合、自費診療となります。
保険適用の目安料金(部位、大きさにより費用が異なります) | |
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3割負担 | 9,000~18,000円 |
2割負担 | 6,000~12,000円 |
1割負担 | 3,000~6,000円 |
自費診療の目安料金 | |
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3mm未満 | 10,000円 |
3mm~5mm未満 | 15,000円 |
5mm~10mm | 20,000円 |
よくあるご質問
ほくろの治療は痛いですか?
- 局所麻酔を用いて治療を行いますので麻酔の針がちくりとする程度です。
- 痛みが心配な方には麻酔のテープ(1枚1,100円)をお渡ししています。
- 手術の1時間ほど前から貼っていただくと、局所麻酔の痛みが軽減されます。
受診した当日に治療できますか?
- 手術等の施術は、診察で大きさ等を診させていただき、施術予定日を決めて、治療させていただいております。
治療は何回くらい通う必要がありますか?
- 治療(手術)は1回で終了します。その後、1週間程度で抜糸や診察に来院していただいています。
ほくろの数が多い場合、一度に取れますか?
- 治療後の処置もありますので、複数回に分けて治療することをお勧めしていますが、個別に相談させていただきます。
ほくろの治療のあとに入浴は可能ですか?
- 手術の場合、翌日よりシャワーで洗っていただけます。レーザーの場合は当日よりシャワーで洗っていただけます。