眼瞼下垂の手術
ptosis
眼瞼下垂の手術
- 眼瞼下垂とは、まぶたが下に垂れさがり、目が開きにくい状態です。
- 両眼の場合もあれば、片眼の場合もあります。眠そうな目になるだけでなく、視界が狭くなります。
眼瞼下垂の日帰り手術について
眼瞼下垂の症状は、健康保険適用となり治療できます。美容目的での施術の場合は自費診療となります。
手術方法について
切らない手術(タッキング法)
まぶたの裏側の筋肉を糸で縫い合わせる施術です。腱膜組織を切りませんので、術後の腫れが抑えられます。
手術後は、まぶたが引きつる感覚があります。
切る手術(切開法:挙筋前転法)
上まぶたを切開して、まぶたが上がるように筋肉をとめ、縫合する手術です。
術後に完全に腫れがおさまるまでは多少時間が必要です。
切る手術(切開法:眉毛下切開法)
加齢などの原因によって生じる皮膚のたるみをとる手術です。原因となっている余剰皮膚を切除することで、症状の改善を図ります。
手術の流れ(切る手術)
1)診療
医師が症状を確認させて頂き、手術法をご相談させて頂きます。
2)消毒
手術個所を消毒します。
3)清潔の確保
滅菌された開いている布を患部にかぶせ清潔を確保します。
4)局所麻酔
細い針を用いて丁寧にゆっくりと局所麻酔を行います。
5)手術
医師による手術を行います。施術時間は40~60分ほどで終わります。
6)後日来院
翌日に診察にお越し頂き、1~2週間後に抜糸します。
よくあるご質問
コンタクトを使用すると眼瞼下垂になりますか?
はっきりした因果関係や原因は解明されていませんが、コンタクトレンズを使用するとき、脱着時にまぶたを引っ張ったり、コンタクトが結膜に擦れて炎症を起こすことから下垂が起こりやすいといわれています。
手術時間は長くかかりますか?
切らない手術でしたら10分程度、切る手術でも30~40分ほどです。
眼瞼下垂かどうか、自分で判断できません。診て頂いて保険適用かどうか、診断して頂くことはできますか?
もちろん可能です。まずはお気軽にご相談ください。