埋没法とは

- メスで切らずに一重まぶたをパッチリとした二重まぶたにする手術方法です。特別な糸と針を使ってまぶたの裏側から二重まぶたにします。まぶたの内側にある瞼板という軟骨組織に糸を結ぶ瞼板法と、まぶたを持ち上げる働きのある上眼瞼挙筋に糸を結ぶ挙筋法があり、ご自身のまぶたの状態や患者さまのご希望などによって選択します。
こんな方におすすめ
- 一重のまぶたに自信が持てない
- 手軽なやり方で二重まぶたになりたい
- 自然な感じにしたい
メリット
- 短時間で行えます
- やり直しも可能です
- 表からは結び目が見えません
デメリット
- 他の手技よりも元に戻りやすい
- 糸のふくらみが外から目立つこともある
- 糸を目立たなくするための穴がくぼんで見える
- 施術の後はしばらくダウンタイム(患部の腫れや内出血)がある
Q&A
手術のときに痛みはありますか?
- 部分麻酔をしてから行いますので、ほとんど感じることはありません。
手術の時間はどのくらいですか?
- 左右両方を行ったときでも10~20分ほどで行えます。
どのくらいの期間で二重になりますか?
- 人によって若干異なりますが、基本的には術直後より二重になり、1か月ほどで腫れが引いた二重になります。
施術の流れ
1)手術の直後
手術の直後は目の周りが腫れたり、まぶたの周辺がかぶれたりします。二重の状態も、まだ完成途上なので、多少不自然な感じになります。なお、この段階ではアイメイクを行うことが出来ません。
2)手術から1週間後
腫れやかぶれも概ね良くなってきます。二重の感じも、バランスが整ってきます。アイメイクも行うことが出来ます。
3)手術から1か月後
腫れはおさまり、手術前に目標としていた二重ラインが完成します。
料金について
切開法とは
- まぶたの上を切開して二重にする方法です。おおむね1~2㎝ほど切開してから縫い合わせる部分切開法と、まぶた全体を切開する全切開法があり、まぶたの脂肪の量などを考慮して選択します。
こんな方におすすめ
- 大きなパッチリとした目にしたい
- 埋没法だと糸が取れやすい
- まぶたに厚みがある
メリット
- 効果が半永久的に続きます
- まぶたの余分な脂肪も取れます
- まぶたのたるみも除けます
- 腫れぼったさの原因の一部も抑えられます
デメリット
- 強く腫れることがあります
- 内出血が起こりがちです
- 一度手術をすると、二重のラインを変えられません
- 切開の跡が残ることがあります
- 手術料金が高めです
Q&A
手術料金はどのくらいですか?
- 埋没法よりも高く、148,000円~198,000円となります
痛みは強いのですか?
- メスで切るので痛みが大きいと思われるかもしれませんが、局所麻酔を行いますので、麻酔後の痛みはありません。
施術の流れ
1)手術の直後
手術によってまぶたが多少腫れますので、ガーゼを当て、痛み止めと抗生剤をお飲みいただきます。手術時間は45分~1時間ほどです。皮膚のたるみなども同時に取り除くことも可能です。
2)手術から1週間後
抜糸をします。まだ多少の内出血が見られますが、腫れはおおむね治まってきます。
3)手術から1か月後
腫れはおさまり、手術前に目標としていた二重まぶたが完成します。
料金について
眼瞼下垂の手術
- 眼瞼下垂とは、まぶたが下に垂れさがり、目が開きにくい状態です。
- 両眼の場合もあれば、片眼の場合もあります。眠そうな目になるだけでなく、視界が狭くなります。
眼瞼下垂の日帰り手術について
- 眼瞼下垂の症状は、健康保険適用となり治療できます。美容目的での施術の場合は自費診療となります。
手術方法について
切らない手術(タッキング法)
- まぶたの裏側の筋肉を糸で縫い合わせる施術です。腱膜組織を切りませんので、術後の腫れが抑えられます。
- 手術後は、まぶたが引きつる感覚があります。
切る手術(切開法:挙筋前転法)
- 上まぶたを切開して、まぶたが上がるように筋肉をとめ、縫合する手術です。
- 術後に完全に腫れがおさまるまでは多少時間が必要です。
切る手術(切開法:眉毛下切開法)
- 加齢などの原因によって生じる皮膚のたるみをとる手術です。原因となっている余剰皮膚を切除することで、症状の改善を図ります。
手術の流れ(切る手術)
1)診療
医師が症状を確認させて頂き、手術法をご相談させて頂きます。
2)消毒
手術個所を消毒します。
3)清潔の確保
滅菌された開いている布を患部にかぶせ清潔を確保します。
4)局所麻酔
細い針を用いて丁寧にゆっくりと局所麻酔を行います。
5)手術
医師による手術を行います。施術時間は40~60分ほどで終わります。
6)後日来院
翌日に診察にお越し頂き、1~2週間後に抜糸します。
Q&A
コンタクトを使用すると眼瞼下垂になりますか?
- はっきりした因果関係や原因は解明されていませんが、コンタクトレンズを使用するとき、脱着時にまぶたを引っ張ったり、コンタクトが結膜に擦れて炎症を起こすことから下垂が起こりやすいといわれています。
手術時間は長くかかりますか?
- 切らない手術でしたら10分程度、切る手術でも30~40分ほどです。
眼瞼下垂かどうか、自分で判断できません。診て頂いて保険適用かどうか、診断して頂くことはできますか?
- もちろん可能です。まずはお気軽にご相談ください。