イソトレチノイン内服(難治性ニキビ)
isotretinoin
PRICE 料金 ※すべて税込
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| イソトレチノイン 10mg 30日分 | 11,000円 |
| イソトレチノイン 20mg 30日分 | 16,500円 |
| 採血 | 5,500円 |
イソトレチノインとは

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(レチノイド)に分類される内服薬です。
皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりやニキビの炎症を改善する作用があり、一般的なニキビ治療で十分な効果が得られなかった方や、繰り返すニキビ、重症のニキビなどに用いられます。
ニキビの主な原因となる「過剰な皮脂分泌」「毛穴の詰まり」「炎症」などに働きかけることで、新しいニキビができにくい状態へ導きます。
医師がニキビの状態やこれまでの治療歴などを確認し、適応を判断したうえで処方します。
未承認医薬品等について
イソトレチノインのニキビ治療への使用は、日本国内で承認された効能・効果ではありません。海外では重症・難治性ニキビの治療薬として使用されています。
当院では、医師が治療の適応を判断し、効果や副作用・リスクについて説明したうえで、自由診療として処方します。
こんな方におすすめ
- 外用薬や内服薬などの一般的なニキビ治療で十分な効果が得られない
- 赤ニキビや膿をもったニキビを繰り返している
- ニキビが改善してもすぐに再発してしまう
- 顔だけでなく、背中や胸など広範囲にニキビがある
- 重症・難治性のニキビに悩んでいる
- ニキビ跡を増やさないために、現在のニキビをしっかり治療したい
※診察のうえ、医師が適応を判断します。
治療中の経過
| 治療開始 ~数週間 |
治療開始後、一時的にニキビが増えたり、悪化したように感じたりすることがあります。 また、唇や皮膚の乾燥、皮むけなどが現れやすい時期です。 |
|
|---|---|---|
| 1か月以降 | 個人差はありますが、徐々に皮脂の分泌やニキビの炎症が抑えられ、新しいニキビができにくくなっていきます。 | |
| 治療終了後 | 治療終了後もニキビができにくい状態が続くことが期待できますが、再発する場合もあります。 再発した場合には、ニキビの状態や前回の治療経過などを確認し、医師がその後の治療について判断します。 |
|
治療の流れ
|
1.初回診察 ・血液検査 |
ニキビの状態や治療歴、服用中のお薬、既往歴などを確認します。治療開始前に血液検査を行い、肝機能や脂質などを確認します。 |
|---|---|
| 2.内服開始 | 医師が適切な内服量を決定し、処方します。治療開始後は、医師の指示に従って内服してください。 乾燥などの副作用に対するケアとして、当院では必要に応じてヒアレイン点眼液・ワセリン・リンデロンの処方も可能です。 |
| 3.定期診察 ・血液検査 |
治療中は1か月ごとの診察・処方が必要です。 また、内服開始から3か月後に血液検査を行い、肝機能や脂質などを確認します。必要に応じて追加の検査を行う場合があります。 |
| 4.治療終了 ・経過観察 |
治療期間はおおむね6か月が目安です。 ニキビの改善状況や再発の有無、副作用などを確認しながら、必要に応じて治療期間を調整します。 |
妊娠・授乳に関する重要な注意事項
イソトレチノインには催奇形性があり、妊娠中に服用すると胎児に重大な影響を及ぼすおそれがあります。
妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方には処方できません。妊娠する可能性のある方は、治療開始前・治療中・治療終了後の一定期間、適切な避妊が必要です。
男性が通常の治療量を服用することによって胎児に悪影響が生じることを示す明確な根拠は、現在のところ確認されていません。ただし、妊娠を希望される方やパートナーが妊娠中の方は、診察時に医師へご相談ください。
妊娠に関する注意事項や避妊期間については、診察時に詳しくご説明します。
主な副作用
イソトレチノインでは、以下のような副作用がみられることがあります。
- 唇の乾燥、皮むけ
- 皮膚の乾燥、皮むけ、かゆみ、赤み
- 目や鼻など粘膜の乾燥
- ドライアイ
- 鼻血
- 頭痛
- 倦怠感
- 筋肉痛、関節痛
- 肝機能の異常
- 血中脂質の上昇
- 脱毛 など
特に唇や皮膚の乾燥は起こりやすいため、治療開始時からリップクリームや保湿剤などを使用し、十分な保湿を行ってください。
まれに重篤な副作用が生じる場合もあります。強い頭痛や視覚異常、気分の大きな変化など、気になる症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに医師へご相談ください。
イソトレチノインを服用できない方・注意が必要な方
以下に該当する方は、服用できない、または慎重な判断が必要な場合があります。
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方
- 授乳中の方
- イソトレチノインに対してアレルギーの既往がある方
- 肝機能障害がある方
- 血中脂質が高い方
- ビタミンA製剤・サプリメントを服用している方
- テトラサイクリン系抗菌薬を服用している方
- 大豆アレルギーがある方(使用製剤の添加物によっては服用できない場合があります)
- 精神疾患の既往がある方、現在治療中の方
- その他、医師が治療に適さないと判断した方
現在服用しているお薬やサプリメントがある場合は、必ず診察時にお伝えください。
治療中の注意事項
- 唇や肌が乾燥しやすくなるため、十分に保湿してください。
- 紫外線の影響を受けやすくなるため、日焼け止めなどで紫外線対策を行ってください。
- ビタミンAを含むサプリメントとの併用は避けてください。
- 他院を受診する場合は、イソトレチノインを服用していることを医師にお伝えください。
- 治療中にレーザー治療、脱毛などの美容施術を希望される場合は、事前に医師へご相談ください。
- 服用中および服用終了後一定期間は献血を行わないでください。
よくあるご質問
どのくらいで効果が出ますか?
効果の現れ方には個人差があります。
治療開始後すぐに改善するわけではなく、最初の数週間は一時的にニキビが悪化することがあります。その後、徐々に皮脂の分泌や炎症が抑えられ、新しいニキビができにくくなっていきます。
どのくらいの期間飲み続けますか?
おおむね6か月が目安です。治療効果や副作用、再発の有無などを確認しながら、医師が治療期間を判断します。
治療が終わったらニキビは再発しませんか?
治療終了後もニキビができにくい状態が続くことが期待できますが、再発する場合もあります。
再発した場合には、ニキビの状態に応じてその後の治療をご提案します。
乾燥がひどい場合はどうすればよいですか?
イソトレチノインでは唇や皮膚の乾燥が起こりやすいため、リップクリームや保湿剤をこまめに使用してください。
乾燥や皮むけが強い場合には、内服量の調整が必要になることがありますのでご相談ください。
ニキビ跡も治りますか?
イソトレチノインは、主に新しいニキビの発生を抑え、現在のニキビを改善するための治療です。
すでにできているクレーター状のニキビ跡や色素沈着、赤みなどについては、別の治療が必要になる場合があります。
当院ではニキビ跡に対する美容皮膚科治療も行っていますので、状態に合わせてご提案します。